湘南アイパーク近郊の名所旧跡(4)日比谷花壇大船フラワーセンター
大正11年に移転してきた農事試験場が前身。品種改良された大船系を中心に210品種2000株を誇るシャクヤク園は、5月上旬~5月中旬が見頃なので、これからとても楽しみ。
(左上)入園してすぐ左手には大きな花時計が。大船フラワーセンターとして開園してからずっと見守りつづけているそうです。ちなみにかつて横浜駅の屋上に設置されていた花時計が移設されたのだとか。
(右上)玉縄桜のふるさとは、ここ大船フラワーセンターだというのはご存知でしたでしょうか。1969年に「誕生」して1990年に「玉縄桜」という名称で品種登録されたそうです。鎌倉が原産の桜はそれ以外にも「桐ヶ谷」と「普賢象」があり、こちらの写真は桐ヶ谷(御車返し、鎌倉桜とも)。鎌倉材木座の桐ヶ谷(材木座4丁目あたり)を原産とする古来から有名な桜だそうです。桜の木の元には源実朝の歌が。
桜花咲き散るみれば山里に われぞ多くの春は経にける(金槐和歌集)
(左下)4月後半、藤棚も美しいです。
(右下)定期的にフラワーコンサートが開催されています。1年を通じて四季の花も味わえるので、年間パスポートがやはりおトクでしょうか。
湘南アイパークから徒歩圏内の大船フラワーセンターへ、ゴールデンウィークにみなさん、いかがでしょうか?